審査に不安があるとき
設立直後・決算1期目・赤字決算。クレジットカードの審査が通りにくい局面には、別の枠組みがあります。
通りにくい理由
法人クレジットカードは与信に基づきます。判断材料は主に決算内容と事業実績です。したがって、
・設立直後で決算がない
・1期目が赤字
・業歴が浅い
・代表者個人の信用情報に懸念がある
といった状況では、審査が通らないことがあります。これは事業の良し悪しとは別の話で、材料が足りないだけです。
別の枠組み
協同組合方式
ETCカード・燃料カードには、協同組合に加入して発行を受ける形式があります。
クレジットカードの与信とは別の基準で判断されるため、設立直後でも発行されることがあります。
一方で、出資金・組合費・保証金などが必要になる場合があります。総額で比較してください。
「審査なし」と書かれていても、何らかの確認は行われるのが通常です。断定的な表現をうたう相手には注意してください。
申し込む前に確認すること
・初期費用の総額(出資金・保証金・発行手数料)
・毎月かかる費用(組合費・カード手数料)
・脱退時の扱い(出資金が返還されるか、条件は何か)
・必要書類(登記事項証明書、車検証、決算書の要否)
・発行までの期間
・使える範囲(ETCの利用可否、給油できるスタンド)
特に脱退時の扱いは見落とされがちです。事業をたたむ場合や、クレジットカードに切り替える場合の条件を先に確認してください。
資金繰りとの関係
カードは支払いを後ろにずらす道具でもあります。請求のタイミングが1か月ずれるだけで、資金繰りの余裕が変わります。
ただし、後払いは支払いを消すわけではありません。売上の入金が遅い業種では、カードの締めと入金日の関係を見ておく必要があります。
入金までの空白が慢性化している場合は、カードではなく資金調達側の手当てが必要です。
必要書類と初期費用を、公式の記載で確認する
出資金や手数料の有無は事業者により異なります。総額で比較してください。
- 審査・必要書類は事業者ごとに異なります
- 掲載する料金は各社公式サイトの公表値です
- 詳細は必ず公式サイトでご確認ください